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人に役立つシルバーシート

シルバーシートと言われて最初に連想するのは、

軽トラ

軽トラの荷台に被せるシルバーシートが我々の共通認識です。その他、電車やバスの優先座席もシルバーシートと呼ばれることがあります。


軽トラあるいはK虎とは、モノコック構造のフレームに軽量化されたボディを被せ高性能なレシプロから出力されるパワーを切替え式の4輪駆動によ伝達しレーシングマシン顔負けのポテンシャルを発揮。 そして、ドライバーとコ・ドライバー用に設けられた2座席型のコックピットはシンプルにして機能美に溢れています。 さらに、マニュアルミッションが主流だった軽トラにも、ほぼ全車で今流行の2ペダルATが選択できるようになったことも見逃せないポイントです。


軽トラ最大の魅力は、何と言っても荷物と夢と希望をたっぷり載せられる広大な荷台にあります。 その軽トラの荷台を保護するために被せられているのがシルバーシートです。とても丈夫な幌は雨風ごときにはビクともせず荷台に積載された何かを大事に守る役割をもっています。



電車やバスのシルバーシートって?

今回お話ししたいシルバーシートは軽トラで使われている物ではありません。


皆さんは、電車やバスにもシルバーシートがあることをご存知のここと思います。

電車やバスで言うシルバーシートとは幌ではなく席のことを指します。 電車やバスの全ての席のことをシルバーシートと呼ぶのではなく、高齢者や身体障害者あるいは体の不自由な人や具合の悪い人などに優先に座ってもらうために特別に設置された一部の席のことを言います。


しかし、電車やバスを利用する者の中にはシルバーシートの存在を知らない者が意外と多く、他の席が空いているにも関わらず座ってしまう健常者が日常的にいるようです。 そのような者を見かけるとつい注意したくなるものですが、・・・ここが難しいところ。一見健康そうに見える者でも脳に障害を抱えている場合があり、 シルバーシートの近くに見えやすいように書かれたその目的と意義を理解することはおろか読むことすら出来ないという、 つまりシルバーシートを利用するに値する人が座っている場合もあるので迂闊には注意してはいけません。


また、電車のシルバーシートには衰えた肉体を回復させる機能があるのをご存知でしょうか?

全てのシルバーシートについて言えることではないのですが、一部のシルバーシートは低周波治療器の役割も備えており失った体力の1/3を回復することが可能だと言い伝えられています。


シルバーシート2

残念ながら詳しく説明することはできないので簡単に言うと、図のように1人用の席がいくつか連結されたタイプのシートとシートの隙間に低周波発生用の起動スイッチが設置されています。 それを押せば低周波が発生して衰えた肉体を回復させてくれる仕組みになっています。

電車の電気はパンタグラフから供給されているため、家庭用の低周波治療器とは違い電流がしっかりと骨の髄まで届くため回復力および破壊力が抜群の治療が行えるのが特徴。

多くのビジネスマンと思しき人達がシルバーシートに座っているのを見かけるのは、自己の体力を瞬時に回復させるためだったのです。

このように、健康な者でも思わず座ってみたくなるシルバーシートだが、本当に有効活用できる人のために空けておくように心がけたい。

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