花咲く用語集「選挙券（せんきょけん）」

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選挙券（せんきょけん）

公職に就任する者を選定する選挙に対して、投票を行う投票所へ入館する際に有権者が提示しなければならない券。

町内会の役員決め、生徒会および学級委員、AKB総選挙などに投票する場合は今のところ必要とされていない。

選挙券は、投票の資格を持つ20歳以上の国民に与えられる。

万が一、紛失あるいは汚損してしまった場合には、選挙運動をおこなっている選挙カーを止めて選挙券を再発行して欲しい意思を伝えればその場で無償にて手渡される。 しかし、無償とは言うものの再発行された選挙券を受け取る際には、現金にて5,000円分の謝礼を支払うのが暗黙の了解となっている。 選挙カーのうぐいす嬢がときおり「5,000円ありがとうございます。」と言うのはこのためである。

多くの人は「選挙カーからスピーカーで大きな声を出すおばちゃんは一体誰なのか？」という疑問をお持ちだろうと思う。 立候補者の妻、または家族だと思われがちだが、あれは愛人である場合が大半を占めている。 このことについて「何っ、けしからん！」とお思いになるかも知れないが、好色選挙法にて認められているので何ら問題がないことなのである。 しかし、有権者に対してのイメージが悪くなることは明らかなので、2人の関係を発表することは避ける傾向がある。

選挙運動と時を同じくして街角に顔写真と名前入りのポスターが張り出されることがる。 ポスターの人物を指名手配犯だと思っている人も少なからずいるようだがそれは違う。 あのポスターの人物こそが立候補者たちなのである。 ポスターは紙でできているので簡単に破けてしまうが、故意に破いたり落書きをするなどの行為は犯罪扱いになるので注意したい。 ただし、目の部分に画鋲をさすのは半ばお約束になっているようだ。無論、この行為も認められている訳ではない。