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コーヒー牛乳の疑問

【 質問 】 質問者:茶川龍之介

僕は、コーヒー牛乳が大好きでいつも飲んでいます。

今までずっと牛乳にコーヒーを混ぜたものがコーヒー牛乳だと思って飲んでいたのですが、 昨日たまたま見た動物図鑑にジャージー牛という名のコーヒー色をした牛が載っていました。 僕は、もしかしらたジャージー牛がコーヒー牛乳を出しているのではないかと考えているのですがどうでしょうか?



ジャージー牛がコーヒー牛乳を出します

【 回答 】

素晴らしい!その通りです。


茶川龍之介さんは、偶然にせよジャージー牛の存在を知ったことはラッキーとしか言いようがありません。 多くの人はジャージー牛の存在を知らないまま、つまらない人生を送っています。


ジャージー牛

この画像に写っているのがジャージー牛です。

いかにも、美味しいコーヒー牛乳が搾れそうな美しいボディカラーですね。 このジャージー牛のボディカラーから体内でコーヒーの成分が生成されていると考えられがちですが 、実際にはそれは誤りで搾った乳がコーヒー色をしているところから「コーヒー牛乳」と呼ばれているだけであり ジャージー牛自体にコーヒーの成分は含まれていません。


したがって、コーヒー牛乳は何となくコーヒーっぽい味がしたりもしますが、 よく味わってみてくださいコーヒーではないことに気付くはずです。それこそがジャージー牛の味なのです。


国内では、乳牛といえば圧倒的にホルスタインの方がジャージー牛に比べると飼育されており、乳牛の98%がホルスタインであるといわれています。 これは搾乳量の多さからホルスタインが選ばれているだけであり、実際にはジャージー牛のコーヒー牛乳の方が濃厚だとのことです。


ジャージー牛の飼育は、岡山県真庭市の蒜山高原が国内の1/3を占めています。 熱烈なジャージーファンや、にわかジャージーファンが休日のたびに高原牧場へ大勢訪れるそうです。

そこでは搾乳体験を始め、本場ならではのコーヒー牛乳の直飲みや、「きゃぁ〜可愛い」とか言いながらジャージー牛と記念撮影をしたり、キーホルダーやタペストリーなど土産物の買い物を楽しみます。 そのあと腹ペコになったところで近所のレストランで、さっき牧場で見てきたのと同じジャージー牛のステーキや焼肉に舌鼓を打つのがお決まりの行程のようです。


茶川龍之介くんも、コーヒー牛乳好きを自称するなら1度はジャージー牛の牧場へ行って、本場で直飲みにチャレンジしてみてはいかがですか?

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